あなたを採用しないなんて勿体ない!

希望の航空業界で働いています私が就職活動をしていた頃はまだ氷河期を抜けたものの決して景気はいいわけではなく、企業としても質のいい人材を少しだけ取りたいというような時代でした。

その年、私は35社受けましたが最終まで進んだのはたったの5社、第一志望だった航空業界は二次面接までどうにか進んだのですが、それ以降、ご連絡をいただくことはありませんでした。

第一志望の航空業界が全滅になってしまいしばらく落ち込みました。ただ親友はずっと応援してくれていたので結果を伝えなくちゃと思い、授業が始まる前
「やっぱダメみたい…今日も連絡なかったんだ。」
というと彼女は黙りこんでしまいました。

そのまま授業が始まりましたが、授業が終わった後ふいに、「ねぇ、あのさ。私思うんだけど○○(私の名前)を落とすなんて、どう考えてもその会社見る目ないよね?そんな会社、きっと働いているのは変な人ばっかりだよ。もったいないね、○○を落とすなんて」
と真剣な顔で言ってくれたのです。

それまで暗く沈んでいた私の心が一気にふわーっと軽くなったように感じました。
「そうだ、そうだ。見る目ないね!こんなに美人で有能な私を落とすなんてさ。」
彼女のあの時の一言で私は元気を取り戻し、その後無事航空関連の会社に就職することができました。
あの時彼女がああいう風に言ってくれなかったら…私はその後の就職活動を頑張れていなかったかもしれません。

あれから10年たちました。彼女も私もお互いのフィールドで頑張っています。業界は違いますが、今も彼女は私の一番の理解者です。

この件に関し、彼女にお礼を言ったことはないのですが、いつか、何年か後に私たちがお互いのフィールドで今以上に活躍しているときが来たなら言おうと思います。
「あの時は本当にどうもありがとう」と。

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